2014年3月23日 「心は燃えても肉体は弱い」 (マルコ14:32〜42) |
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今週の御言葉 「誘惑に陥らぬよう、目を覚まして祈っていなさい。心は燃えても、肉体は弱い。」 (マルコ14:38) |
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この場面でのイエス様は、他では見ることのできないほど動揺されています。 それは神の怒りによる刑罰としての杯を受けるということによるものです。 そこには神をいつも「アッバ、父よ」と告白してきた者としての苦しみであり、 神の憤りを一身に受ける姿があります。 イエス様はこの厳しい場面に臨むにあたり、深く祈られました。 けれども、弟子たちは眠ってしまいました。 その際に言われたのが、「心は燃えても、肉体は弱い。」です。 これは心は前向きなのですが、肉体には力がないということです。 言い換えれば、霊の導きは確かでも、肉には力がないのであって、 人の力に頼るのが如何に弱く、神に頼る信仰を求めるものです。 そこに目を覚ますことが求められています。 |
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江古田教会牧師 風間義信 |