2014年11月23日 「キリストのへりくだり」 (フィリピ2:1〜11) |
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今週の御言葉 「キリストは、神の身分でありながら、神と等しい者であることに 固執しようとは思わず、かえって自分を無にして、僕の身分になり、 人間と同じ者になられました。人間の姿で現れ、へりくだって、 死に至るまで、それも十字架の死に至るまで従順でした。」 (フィリピの信徒への手紙2章6節〜8節) |
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主イエス・キリストは、「神の身分」であり、神そのものです。 本来、私たち人間とはかけ離れた方です。 その神である主イエス・キリストは神と等しい者であることに 固執しようとは思わないと言われます。 自分が真実だと思っていること、正しいと思っていることに固執しようとするのが私たちです。 人が集まるところで起こる争いの原因は、そこに集まる人たちが 自分が正しいと思っていることに固執することにあります。 ですから、ここでパウロが記していることは、驚くべきことです。 主イエス・キリストは、自分が持っている「神の身分」というとても大切なものに固執しません。 それどころか、かえって自分を無にして、「僕の身分」をとって、 私たち人間と同じものになられました。このように主イエス・キリストは、 私たちのためにへりくだってくださいました。だからこそ私たちも人の前で へりくだることが求められています。 |
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江古田教会牧師 浅野正紀 |