2015年5月10日 「罪を赦す権威」 (マルコ2:1〜12) |
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今週の御言葉 「人の子が地上で罪を赦す権威を持っていることを知らせよう。」 (マルコによる福音書2:10) |
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主イエスがここで律法学者に示したかったことははっきりしています。 主イエスは、いやしのできごとを通して、律法学者に御自身が神に使わされた人の子であり、 罪を赦す権威、すなわち神の権威を持っていることを示しました。 ただし、律法学者は、聖書の専門家であるにもかかわらず、 主イエスを聖書が証しする救い主であるとは全く思わないどころか 神を冒涜する者であると考えました。 こうして、主イエスと律法学者との対立が明らかになりました。 後に、主イエスは、律法学者たちに排斥され、十字架への道を歩むことになります。 私たちは、この個所を通して、ただ主イエスだけが自分の罪を赦す権威を 持っている方であることを改めて思い起こしたいと思います。 主イエスだけが私たちを縛り、私たちを苦しめているものから私たちを解放し、 私たちを救い出して下さいます。この主イエスに信頼して信仰生活を送りたいと願います。 |
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江古田教会牧師 浅野正紀 |