2015年6月28日 「神の子イエス」 (マルコ3:1〜12) |
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今週の御言葉 「ファリサイ派の人々は出て行き、早速、ヘロデ派の人々と一緒に、 どのようにしてイエスを殺そうかと相談し始めた。」 (マルコによる福音書3:6) |
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主イエスは、わざわざ自分に敵対する人々に見せるようにして、 安息日に片手が萎えた男の手をいやされました。 この挑発的な行動に対して、ファリサイ派の人々は、 怒って会堂から出て行きました。 そして、自分たちと同じように主イエスに不信感を抱いていた ヘロデ派の人々と主イエスを殺す相談を始めました。 最初は、主イエスに対して心の中で「神を冒涜している」と つぶやいていたファリサイ派の人々は、 とうとう主イエスを殺す計画を立て始めるようになってしまいました。 この時から主イエスは、命を狙われるようになります。 主イエスが殺されるそのきっかけが今日の箇所に記されていました。 こうして、主イエスは、人々の憎しみのゆえに十字架に付けられます。 ところが、ファリサイ派の人々の思いを超えて神の計画が 進められようとしています。 この十字架を通して、私たちの救いが実現します。 これは、人間の知恵を遥かに超えた神の知恵です。 このことを思い起こしつつ福音書を読み進めていきたいと願います。 |
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江古田教会牧師 浅野正紀 |