2016年2月28日 「耳が開かれる」 (マルコ7:31〜37) |
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今週の御言葉 「イエスは人々にだれにもこのことを話してはいけない、と口止めされた。 しかし、イエスが口止めされればされるほど、人々はかえってますます言い広めた。」 (マルコによる福音書7:36) |
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主イエスの行ういやしの業は、旧約から約束されていた救いの実現であり、 主イエスは、まさに主の計画を実現させるためにこの世界に使わされました。 ですから、主イエスは、単なる医者の働きをしようとしているのでもなければ、 自分の力を見せびらかして人々を驚かせようとしているわけでもありません。 いやしの業の背後には、主の大きな救いの計画があります。この救いの計画について、 正しく理解できる人はまだいませんでした。 そのため、主イエスは、このいやされた人に誰にも話さないようにと命じました。 しかし、人々は、この出来事をますます言い広めました。 彼らは、主イエスが行ったことを「すばらしい」と絶賛しました。 こうして、異邦人が住むガリラヤ湖東岸のデカポリス地方にも 主イエスの福音宣教が広がっていきました。 主イエスの働きを通して、福音が宣教されなかった場所に福音が届けられ、 閉ざされていた人々の心が開かれ、主イエスの行った働きを喜び、ほめたたえました。 こうして福音宣教は、広げられていきます。 |
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江古田教会牧師 浅野正紀 |