2016年10月9日 「主イエスの権威」 (マルコ11:27〜33) |
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「そこで、彼らはイエスに、『わからない』と答えた。すると、 イエスは言われた。 『それなら、何の権威でこのようなことを するのか、わたしも言うまい。』」 (マルコによる福音書11:33) |
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主イエスは、このように神の権威を持って活動してきましたが、 決して自分の権威を主張するようなことはしませんでした。 今回も 主イエスに敵意をいだく祭司長、律法学者、長老たちに 自分の権威 の所在について語ることはありませんでした。 主イエスの権威は、決して自分で守らなければ失われてしまうよう なものではあありません。 他の権威を主張する人を恐れる必要もあり ません。 祭司長、律法学者、長老たちの権威は、形式的なものであり、 民の顔色をうかがいながら、自分たちで守らなければ保てないもので した。 このような権威は本物ではありません。 私たちは、私たちが何とかして守らなければならない権威にすがって、 その権威に頼って生きているのではありません。 どんなことにも動ぜず、 決してゆらぐことのない権威、御子イエス・キリストの権威に従って これからも生きていきたいと願います。 |
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江古田教会牧師 浅野正紀 |