2017年4月23日 「捕らえられた主イエス」 (マルコによる福音書14:43〜52) |
|||
今週の御言葉 「弟子たちは皆、イエスを見捨てて逃げてしまった。」 (マルコによる福音書14:50) |
|||
主イエスが大勢の群衆に捕らえられると弟子たちは、皆、逃げ出してしまいました。 こうして、「あなたがたは皆わたしにつまずく」と言った主イエスの言葉は、実現しました。 ただし、主イエスは、自分が捕らえられることには、もっと大きな意味があることを語っています。 それは、聖書の言葉が実現するためでした。 すなわち、旧約聖書に書かれていること、神の御心が実現するためでした。 神の御心が弟子たちの罪、弱さを超えて、実現しようとしています。 主イエスを十字架につけたのは、弟子たちの罪だけではありません。 あとで明らかになることですが、実は私たちの罪のためでした。 後に、主イエスを見捨てた弟子たちが、復活の主イエスとの出会いによって、 主イエスの十字架を通して示された福音を伝えることになります。 弟子たちは、自分たちが主イエスを見捨てた罪も隠すことなく語り伝え、 そのような罪から救われたことを福音として語りました。 私たちもいつもキリストの十字架に自分の罪からの救いがあることを常に覚えたいと願います。 |
|||
江古田教会牧師 浅野正紀 |