今週の御言葉 「イエスは言われた。『そうです。あなたたちは、人の子が全能の 神の右に座り、天の雲に囲まれて来るのを見る。』」 （マルコによる福音書１：62）
	主イエスは、すでに弟子たちにも「人の子が大いなる力と栄光を帯びて雲に乗って来るのを、 人々は見る」（13:26）と語ったことがありました。 これは、次のダニエルが見た幻に基づいた発言です。 「夜の幻をなお見ていると、見よ、『人の子』のような者が天の雲に乗り『日の老いたる者』の前に来て、 そのもとに進み　権威、威光、王権を受けた。 諸国、諸族、諸言語の民は皆、彼に仕え　彼の支配はとこしえに続き　その統治は滅びることはない」 （ダニエル7:13-14）。 　 これは、ダニエルが見た永遠に続く神の王国の幻です。 ここでダニエルが幻で見た「人の子」とは、メシアのような存在です。 「人の子が天の雲に乗り」という表現は、神の栄光につつまれて現れることを意味しています。 人の子は、神の権威を受けて、この世界にやって来て、神の永遠の王国を完成させます。 主イエスは、まさにこのダニエルが幻で見た「人の子」とは、自分であると発言しています。
	江古田教会牧師　浅野正紀

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２０１7年４月３０日