2017年9月10日 「教会を迫害するサウロ」 (使徒7:54〜8:3) |
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今週の御言葉 「一方、サウロは家から家へと押し入って教会を荒らし、 男女を問わず引き出して牢に送っていた。」 (使徒言行録8:3) |
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主イエスは、天に上げられる前、弟子たちに 「全世界に行って、すべての造られたものに福音を宣べ伝えなさい」と命じられました。 天に上げられた主イエスは、地上の弟子たち、すなわち教会を通して全世界に福音を伝えて下さいます。 世界最初の教会であるエルサレム教会は、弟子たちに聖霊が降ることで誕生しました。 エルサレム教会は、誕生した時から大祭司をはじめユダヤの指導者たちから迫害を受けていました。 この迫害の中心にいた人物がサウロでした。 サウロは、ローマ帝国キリキア州のタルソスで、律法に厳格なファリサイ派の家庭に生まれました。 サウロは、エルサレムの優れた律法学者であり最高法院の議員でもありますガマリエルのもとで、 学んでいました。 この熱心なユダヤ教徒であるサウロが、イエスを救い主と信じることも、 福音宣教者になることも普通に考えたらありえないことでした。 しかし、この教会の迫害者であるサウロは、後に福音が全世界に宣べ伝えられるために 大きな働きをすることになります。 主なる神は、福音が全世界に宣べ伝えられるために、 私たちが思いもつかないようなことを実現させて下さいます。 この神の計画をサウロの働きを通してこれからみていきたいと願います。 |
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江古田教会牧師 浅野正紀 |