2017年9月24日 「キリストに召し出されたサウロ」 (使徒9:1〜9) |
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今週の御言葉 「サウロは三日間、目が見えず、食べも飲みもしなかった。」 (使徒言行録9:9) |
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サウロが今までキリスト者を迫害してきたのは、サウロが教えられてきた信仰の熱心のゆえでした。 しかし、サウロにとって、主イエスとの出会いは、 自分が今まで信じて疑わなかったことが間違いであったことを認めて、 今度は、主イエスのために生きるという全く新しい生き方を求めていました。 そこで、サウロが何よりも最初にしたことは、祈ることでした。 ここにサウロの信仰がいかに厳格で敬虔であったかがよく現われています。 サウロにとって主イエスとの出会いは、それほどまでに大きなことでした。 今まで厳格なファリサイ派として生きてきたことすべてが主イエスとの出会いによって 吹き飛んでしまうほどでした。 天の主イエス・キリストは、自分を執拗に迫害していたサウロを捕らえて、 教会の一員とし、福音宣教者として、用いようとしています。 普通に考えたら、教会に散々、危害を加えた人物を教会の指導者として招くなどということは あり得ないことです。 しかし、主なる神のなさることは、常に私たちの考えをはるかに超えています。 教会は、敵であったサウロを迎え入れることで、新しい時代に入ろうとしています。 サウロの働きを通して、主なる神がどのような恵みを教会にもたらしたのかをみていきたいと願います。 |
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江古田教会牧師 浅野正紀 |