今週の御言葉 「兄弟たち、わたしはこう言いたいのです。肉と血は神の国を受け継ぐことは できず、朽ちるものが朽ちないもの受け継ぐことはできません。」 （コリントの信徒への手紙一15：50）
	聖書は、人間が神によって体を持ったものとして造られたことを教えています。 人間は、土の塵、すなわち、この地上にある物質を用いて体が造られ、 そこに神が命の息を吹き込んだことで生きた存在となりました。これがまことの人間です。 本来、人間は、体を持った存在です。 　 創世記によると、人間は、罪に堕落し、体も含めた全存在が罪に汚れてしまいました。 罪に汚れるとは、神との関係が完全に断絶している状態のことです。 ですから、この罪に汚れた体が清められて、神との関係を回復し、 神とつながった真の体となることによって人間の救いは完成します。 そのため、聖書は、この罪に汚れた体ではない栄光の体で、私たちが死後、復活することを教えています。 私たちは、死後、この神とつながった栄光の体に復活することが約束されています。 こうして、救いが完成し、私たちは永遠に神と共に生き続けます。 この復活を覚えつつ、今与えられている体を大切にして生きていきたいと願います。
	江古田教会牧師　浅野正紀

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２０１7年１０月１日