2017年10月8日 「キリストが遣わす伝道者」 (使徒9:10〜19a) |
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今週の御言葉 「すると、たちまち目からうろこのようなものが落ち、サウロは元どおり見えるようになった。 そこで、身を起こして洗礼を受け、食事をして元気を取り戻した。」 (使徒言行録15:18〜19a) |
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すると、たちまち目からうろこのようなものが落ち、サウロの見えなくなっていた目がいやされました。 サウロは、ただ目がいやされただけではなく、自分を選び、 これから用いようとされている方が主イエスであることを確信しました。 サウロは、三日間の断食の中での祈りを通して、主から示されたことがあったと思います。 サウロは、今までファリサイ派として生きてきて、自分こそ律法を厳格に守り、 主なる神に従って生きているとの自負心を持っていましたが、 主イエスに出会ったことで、その自負心が打ち砕かれました。 こうして、サウロは、捕らえて殺そうとまで息巻いていたキリスト者であるアナニアの言葉を受け入れ、 自分の罪を悔い改め、自分に現われて下さった主イエスを救い主と信じ、アナニアより洗礼を受けました。 サウロは、アナニアより洗礼を受けると、三日ぶりに食事をとり、元気を取り戻しました。 肉体の元気を取り戻しただけではなく、自分が生きていく本当の意味を知った喜びに満たされたと 思われます。 サウロがいやされた目で見ている世界は、キリスト者を迫害していた時に見ていた世界と 全く違うものでした。 今までのキリスト者を迫害してきた熱心は、イエスを救い主と宣べ伝える熱心へと変えられました。 |
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江古田教会牧師 浅野正紀 |