今週の御言葉 「マリアは男の子を産む。その子をイエスと名付けなさい。 この子は自分の民を罪から救うからである。」 （マタイによる福音書1：21）
	主なる神は、ヨセフにマリアから生まれてくる男の子に「イエス」と名付けるように命じました。 「イエス」という名前には、神の子イエス誕生の意味があらわされています。 「イエス」という名前は、ヘブライ語の「ヨシュア」に由来し、「主は救う」という意味です。 何から救うのかということについては、「この子は自分の民を罪から救うからである」と語られています。 　 罪とは、私たちの造り主である主なる神との関係が断絶している状態のことです。 私たちは、神の声に従わず、しばしば自分の欲望の声に従って行動してしまいます。 こうして、神と人を傷つけてしまいます。 このような神と人との関係が断絶している私たちをこの罪の状態から救い出し、 再び神と共に喜んで生きていくことができるようになるために 御子イエス・キリストは、この世界に生まれて下さいました。 　 この救い主誕生の目的は、後に十字架と復活において達成されます。 主イエスの誕生は、最初からこの地上においては、十字架を目指したものでした。 私たちは、イエスを救い主と受け入れることで、主イエスの民とされ、罪から救われ、 神との関係を回復させることができます。
	江古田教会牧師　浅野正紀

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２０１7年１２月３日　　待降節第一主日