2018年01月7日 「神に祝福された者の道」 (詩編1:1〜6) |
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今週の御言葉 「いかに幸いなことか 神に逆らう者の計らいに従って歩まず 罪ある者の道にとどまらず 傲慢な者と共に座らず 主の教えを愛し その教えを昼も夜も口ずさむ人。」 (詩編1:1〜2) |
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詩編1編は、「いかに幸いなことか」という呼びかけで始まり、 正しい者の生きる道がどのような道であるかを示すために、 最初に正しい者が進まない道について歌います。 「幸いなことよ」という呼びかけは、まさに主イエスが弟子たちに行ったものでもありました。 呼びかけに続いて、幸いな人が行わない三つのことを歌います。 この三つとは、幸いな人とは正反対の悪い者の例です。 「神に逆らう者」とは、直訳すると「悪しき者」です。 幸いな人は、悪しき者の計らいに従って歩みません。 幸いな人は、罪ある者の道に立ちません。 「傲慢な者」とは、直訳すると「嘲る者」のことです。 幸いな人は、嘲る者の座にはすわりません。 悪い者の動作が「歩む」、「立つ」、「座る」という人間が生きていて行う動作でまとめられていました。 2節の「主の教え」とは、「主の律法」のことです。 「主の律法」とは、主の御意志があらわされたものです。 今の私たちにとっては、聖書全体のことです。 御言葉と言ってもよいと思います。 神の言葉を愛し、その神の言葉を口ずさめるほどまでに心に蓄えている人は幸いな人です。 神の言葉がいつも近くにある人は、主なる神より祝福が与えられます。 神の言葉に聴き従うならば、必ず主なる神より私たちが歩むべき正しい道が示されます。 これこそが幸いな道です。 |
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江古田教会牧師 浅野正紀 |