2018年2月4日 「神の子の即位」 (詩編2:1〜12) |
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今週の御言葉 「いかに幸いなことか 主を避けどころとする人はすべて。」 (詩編2:12c) |
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この詩編第二編は、王の詩編と呼ばれ、 地上の人々がいったい誰に従うべきなのかについて歌われています。 私たちは、誰もが何かに支配されながら生きています。 私たちを支配しているものは、目に見えるものとはかぎりません。 しがらみ、慣習、伝統、迷信など目に見えないものである場合もあります。 このような知らず知らずのうちに私たちを支配してくるものに取り囲まれて 私たちは生きています。 このような中にあって、私たちが本当に信頼して従うことができる方は、 ただひとりしかおられません。 その答は、第二編12節の最後の言葉です。 ここで歌われている「主を避けどころとする人」とは、「主により頼む人」であり、 「主のもとに逃れてくる人」のことです。 ここでは、ただ主にのみ従うことが私たちにとって幸いであるということが歌われていま そして、この詩編で歌われていることの重要なことは、主に従うということは、 主が使わした方、主の油注がれた方、メシアに従うことであるということです。 私たちは、いろいろなことに動揺してしまいます。 しかし、主なる神は、全く動揺しません。 圧倒的な強さを持っていつもこの世界を治めておられます。 |
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江古田教会牧師 浅野正紀 |