2018年2月18日 「主を頼みとして」 (使徒14:1〜7) |
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今週の御言葉 「異邦人とユダヤ人が、指導者と一緒になって二人に乱暴を働き、石を投げつけようとしたとき、 二人はこれに気づいて、リカオニア州の町であるリストラとデルベ、 またその近くの地方に難を避けた。 そして、そこでも福音を告げ知らせた。」 (使徒言行録14:5〜7) |
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福音宣教を行う時、私たちは、福音に対する人々の拒絶、無関心を覚悟しなければなりません。 イコニオンにおいて、バルナバとパウロに対する攻撃は、すます大きくなっていき、 一部の異邦人とユダヤ人が協力して石を投げつけるという暴力的なものになっていきました。 二人は、とうとうイコニオンにもいられなくなり、出て行かなければならなくなってしまいました。 二人は、イコニオンでの難を避けるためにリカオニア州のリストラへと向かいました。 二人が難を逃れた場所で行ったことも福音宣教でした。 教会への迫害によって福音宣教が妨げられることは、普通に考えれば教会にとって損失に思えます。 ところが、使徒言行録は、迫害を決して消極的なこととばかりとらえていません。 使徒言行録は、迫害によって福音宣教が進展していく様子を記していると言ってもよいほどです。 教会を襲う困難をも主なる神が用いて下さって益に変えて下さいます。 ですから、困難な中にいる時こそ、主に頼る必要があります。 必ず主なる神と主イエスが試練の中にある教会の働きの実を結んで下さることを心に留めつつ 福音宣教、教会形成を続けていきたいと願います。 |
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江古田教会牧師 浅野正紀 |