2018年4月15日 「恵みによって救われる」 (使徒言行録15章6〜11節) |
|||
今週の御言葉 「わたしたちは、主イエスの恵みによって救われると信じているのですが、 これは、彼ら異邦人も同じことです。」 (使徒言行録15:11) |
|||
キリスト者とは、ただ主イエス・キリストを通して示された神の恵みによって罪より救われた者のことです。 主イエス・キリスト以外に私たちの救いの根拠はありません。 私たちの側に自分の救いを保証するものは、何もありません。 ですから、「ナザレのイエスを私の救い主」と受け入れること以外に 私の救いにとって必要なことは何もありません。 私たちは、自分が救われてキリスト者となったことで、 まだ救われていない人に対して優越感を持つ必要は全くありません。 ただ主イエスの恵みによって救われたのですから、救われたことをただ神に感謝するだけです。 主自らが分け隔てなくどんな人も救いに招いておられるので、 教会には、いかなる差別もあってはなりません。 初期の教会で一部あったように、ユダヤ人が異邦人を一段低く見るようなことは ゆるされることではありません。 教会は、年齢も違う、性別も違う、育った背景も違う、生きている環境も違う、考えも違う、趣味も違う、 国籍も違う人たちが優劣なく集まる場です。 そこに差別があってはなりません 違いを持った人たちが、唯一共通していることは、 主イエス・キリストを通してあらわされた神の恵みによって救われたということです。 この神の恵みに留まりましょう。 |
|||
江古田教会牧師 浅野正紀 |