2018年5月13日 「パウロ、新たな宣教へ」 (使徒言行録15:36〜16:5) |
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今週の御言葉 「そこで、意見が激しく衝突し、彼らはついに別行動をとるようになって、 バルナバはマルコを連れてキプロス島へ向かって船出したが、 一方、パウロはシラスを選び、兄弟たちから主の恵みにゆだねられて出発した。 そして、シリア州やキリキア州を回って教会を力づけた。」 (使徒言行録15:39〜41) |
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パウロは、新たにシラスと共にアンティオキア教会より送り出されて、 シリア、キリキアへと向かいました。 シラスは、エルサレム教会を代表して、使徒会議の報告を行うためにアンティオキアに来た人物です。 シラスは、預言する者、すなわち、神の言葉を語る福音宣教者でもありましたから パウロの新たなパートナーとしてこれ以上の人物はいません。 パウロとバルナバの喧嘩別れは、確かに残念なことだったかもしれませんが、 結果的には、二つのグループをアンティオキア教会は送り出すことができました。 こうして、福音宣教の働きが広がっていきました。 福音宣教は、聖霊の働きです。 今日のこの出来事を通して、聖霊は、人間が起こす意見の衝突をも用いて 福音宣教を広げて下さることがわかります。 これは、とても興味深いことであり、大切なことです。 私たちもこの聖霊の働きに信頼しましょう。 |
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江古田教会牧師 浅野正紀 |