2018年7月22日 「素直で、熱心に」 (使徒言行録 17章10〜15節) |
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今週の御言葉 「それで、兄弟たちは直ちにパウロを送り出して、海岸の地方へ行かせたが、 シラスとテモテは、ベレアに残った。 パウロに付き添った人々は、彼をアテネまで連れて行った。 そしてできるだけ早く来るようにという、シラスとテモテに対するパウロの指示を受けて帰って行った」 (使徒言行録17:14〜15) |
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パウロが主の召しだと確信して始めたマケドニアでの福音宣教は、 行く都市、行く都市で困難な出来事が起こり、 フィリピ、テサロニケ、ベレアと福音宣教が妨げられてしまいました。 パウロは、これらの町にいることすらできなくなってしまいました。 こうして、パウロは、アテネまで逃げてきました。 しかし、福音宣教は、多くの困難、制約があったとしても、そのことが妨げになるわけではありません。 どのような状況の中にあっても主なる神と御子イエス・キリストへの信頼を失わないことが大切です。 福音宣教、教会形成において徹底的に重要なことは、主の御言葉に対する信頼です。 これがあれば、他のものが不十分だったとしても福音宣教は続けられます。 他に必要なものはついてくると言ってもよいと思います。 パウロの福音宣教は、実は、ここから本格的に始まります。 パウロが本来召されたユダヤ人以外の人々、異邦人への福音宣教が これから本格的に始まろうとしています。 |
江古田教会牧師 浅野正紀 |