2018年8月19日 「アテネでのたたかい」 (使徒言行録17章16〜34節) |
|||
今週の御言葉 「死者の復活ということを聞くと、ある者はあざ笑い、ある者は、 『それについては、いずれまた聞かせてもらうことにしよう』と言った。 それで、パウロはその場を立ち去った。 しかし、彼について行って信仰に入った者も、何人かいた。 その中にはアレオパゴスの議員ディオニシオまたダマリスという婦人やその他の人々もいた。」 (使徒言行録17:32〜34) |
|||
聖書の神を知らない人々に福音を語るということは、決して簡単なことではありません。 福音宣教とは、誰も考ないような異質な教えを伝えることです。 神は、パウロをこの決して簡単ではない、いやむしろ困難な異邦人伝道に召しました。 ただし、神は、必ず福音宣教者を用いて、福音を人々に語って下さいます。 福音宣教は、神の業です。 アテネでの福音宣教は、人間の目から見たら、成功したとは思えません。 しかし、その中にあっても数人の人たちがパウロの語る福音を受け入れて信仰を持つことができました。 パウロの語る話をあざ笑う人がいたとしても、受け入れて信仰を持った人もいました。 人数が少なかったとしてもアテネにも教会が誕生しました。 パウロの働きは、決して無駄ではありませんでした。 福音宣教に無駄なことはありません。 神が私たち一人一人のことも導いて下さり、必ず私たちを通して福音を人々に告げ知らせて下さいます。 このパウロのアテネ伝道を通して改めて福音宣教が神の業であることを学びたいと思います。 |
|||
江古田教会牧師 浅野正紀 |