2018年9月2日 「人間は何ものなのでしょう」 (詩編8編1〜9節) |
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今週の御言葉 「天に輝くあなたの威光をたたえます 幼子、乳飲み子の口によって。 あなたは刃向かう者に向かって砦を築き 報復する敵を絶ち滅ぼされます。」 (詩編8:2b〜3) |
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神の名」、「神の力」である天上の威厳、神の威光は、誰の目から見てもわかりやすい圧倒的な力、 たとえば武力のようなものを通して示されるのではありません。 むしろ幼子、乳飲み子の口ずさむ賛美によって示されます。 弱い幼子、さらに乳飲み子、すなわち赤ちゃんが精一杯、口ずさむ賛美を通して 天上の威厳、神の力が示されると歌われています。 この幼子、乳飲み子の賛美によって敵とたたかい、報復する者を滅ぼし、鎮めます。 純粋無垢な心から発せられる主への賛美こそが主の敵を鎮め、滅ぼすことができるということは、 大変興味深いことであり、私たちが心に留めたいことです。 主なる神は、私たちの子供のように純粋な賛美の言葉、 子供のように無力に思える私たちの口から発せられる賛美を受け入れて下さいます。 この無力に思える私たちの賛美が全地に満ちていくことで、 神に敵対する者、対立する者を滅ぼすことができます。 悪を打ち滅ぼすことができます。 それほどまでに賛美の言葉には、力があります。 |
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江古田教会牧師 浅野正紀 |