2015年4月26日 「福音宣教の始まり」 (マルコ1:14〜39) |
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今週の御言葉 「人々は皆驚いて、論じ合った。『これはいったいどういうことなのだ。 権威ある新しい教えだ。この人が汚れた霊に命じると、その言うことを聴く。』」 (マルコによる福音書1:27) |
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汚れた霊に取りつかれるということは、決して特別なことではなく、 現代の社会でも、この日本においても起こっていることではないのかと思います。 まことの神を見失って、何が正しいのか知ることができない状態、 人々との関係を持つことができない状態、人を傷つけ、自分を傷つけながら 自暴自棄になって生きている状態、このような人の状態は、現代社会においても深刻です。 人々を苦しめ、人々から正気を失わせているもの、人々をしばり 人間関係をうばっているものの原因を主イエスは、圧倒的な力で取り除いてくださいます。 汚れた霊に取りつかれた人々は、主イエスとの出会いによって、 自分を苦しめていたものから解放され、神の支配が自分にも及んでいることを 知ることができました。 すなわち、主イエスの語る神の国が自分にも近づいていることを 実感することができました。 こうして、主イエスが権威ある新しい教えを語っていることに驚きます。 私たちもぜひ、この主イエスの力に福音を通してふれていきたいと思います。 そして、この主イエスの圧倒的な力を宣べ伝えていきたいと思います。 |
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江古田教会牧師 浅野正紀 |