2016年8月21日 「ダビデの子イエス」 (マルコ10:46〜52) |
今週の御言葉 「多くの人々が叱りつけて黙らせようとしたが、彼はますます、 『ダビデの子よわたしを憐れんでください』と叫び続けた。」 (マルコによる福音書10:48) |
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盲人バルティマイは、主イエスに対して、「ダビデの子よ」と 呼びかけました。 このことは、バルティマイがナザレのイエスを ダビデの子孫として生まれるまことの王であり 神の子であると告白 していることを意味しています。 彼の告白は、「あなたは、メシア です」と告白したペトロに匹敵します。 彼は、多くの人にとめられ ながらも必死に主イエスに対して、 「ダビデの子よ、 わたしを憐れんで 下さい」と自分の信仰を告白し、願い続けました。 彼は、 自分を救って くれるのは、 ただ主イエスしかいないということを信じていました。 この惨めで憐れな状態から救い出してもらえる最後のチャンスが今 で あると考えて、 多くの人にとめられようとも、彼は、 必死になって、 主イエスに向かって叫び続けました。 そして、彼の叫び声は、 しっかりと主イエスのもとへと届けられました。 主イエスは、彼の必死な信仰をすべて受け入れて下さいました。 主イエスに従う道は、決して形だけのものではありません。 本当に、 救いがこの主イエスにしかないと理解したならば、必死に祈り、 主イエスに仕えていきます。 主イエスは、 バルティマイを受け入れた ように 私たちの精一杯の信仰生活も必ず受け入れて下さいます。 |
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江古田教会牧師 浅野正紀 |