2017年7月9日 「主イエスの埋葬」 (マルコ15:42〜47) |
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今週の御言葉 「「ヨセフは亜麻布を買い、イエスを十字架から降ろしてその布で巻き、 岩を掘って作った墓の中に納め、墓の入口には石を転がしておいた。」 (マルコによる福音書15:46) |
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主イエスの埋葬の後に起こる復活の出来事とは、死を滅ぼすことであり、 また、誰もがいずれは入ることになる墓を無意味なものにすることでもあります。 私たちの体が最後にいきつく場所である墓は、主イエスの復活によって無力化されます。 すなわち、墓は、もはや私たちが最後に行くところではなくなります。 主イエスは、確かに埋葬されましたが、墓の中にずっと納められていたわけではありませんでした。 墓は、主イエスにとって復活のための準備の場所でもありました。 主イエスを救い主と信じる私たちにとっても墓は復活の準備をするための場所となりました。 その意味で、墓はとても重要なものです。 地上の人生は、ある意味では墓に向かうものです。 しかし、イエスを救い主と信じる私たちにとっては、今、すでに復活の命が与えられています。 墓に向かうにあたって、どんなに大きな苦しみを味わわなければならなかったとしても、 そこに主イエスは共にいて下さいます。 このことを信じて、なお残されている地上の生涯を全うしていきたいと願います。。 |
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江古田教会牧師 浅野正紀 |