2017年7月16日 「主イエスの復活」 (マルコ16:1〜8) |
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今週の御言葉 「婦人たちは墓を出て逃げ去った。震え上がり、正気を失っていた。 そして、だれにも何も言わなかった。恐ろしかったからである。」 (マルコによる福音書16:8) |
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この「恐ろしかったからである」という言葉には、 復活という出来事があまりにも意外であり、驚きだったことが最大限に表現されています。 三人の婦人にとって、主イエスの復活は、全く思いがけないことであり、 震え上がり、正気を失ってしまうほどの出来事でした。 このように復活という出来事は、私たちにとっても全く思いがけないことです。 私たちにとって決して当たり前なことではありません。 主なる神は、私たちの限界を超えた出来事を引き越して下さいました。 そして、復活した主イエスは、福音宣教の始まりの地であり、 主イエスと弟子たちとの出会いの地であるガリラヤに先に行かれ、待っていて下さいました。 すなわち、主イエスを裏切ってしまった弟子たちでしたが、再び主イエスの方から出会って下さり、 弟子としての歩みをやり直すことができるようになりました。 主イエスの復活は、挫折した弟子たちが再び主イエスに従っていくことを可能にしました。 私たちも私たちに先立って行かれる復活の主イエスをみつめて信仰の歩みを続けていきたいと思います。 |
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江古田教会牧師 浅野正紀 |