神の子イエスの死（マタイ２７：４５～５６）


	２０１８年３月２５日「神の子イエスの死」（マタイ２７：４５～５６）
	今週の御言葉「そのとき、神殿の垂れ幕が上から下まで真っ二つに裂け、・・・。」（マタイによる福音書27：51）
	神殿の垂れ幕が上から下まで真っ二つに裂けたということは、主イエスの十字架による死によって、神がどんな人にも会って下さるようになったことを意味しています。主イエスの受難を通して、特別な人ではなく、誰とでも神が共にいて下さるようになりました。このことは、同時に、私たちの罪が赦されたことをも意味しています。神が臨在される至聖所の中に年１回大祭司しか入れなかったのは、罪に汚れた者では神に近づくことができないことを意味していました。　ところが、主イエスの十字架の死によって、神の側から誰にでもお会いしてくださるようになりました。絶望にも見える主イエスの十字架による死は、私たちが救われるために必要なものでした。そして、主イエスは、確かに死んで墓に葬られましたが、復活によって、私たちが恐れている死をも完全に滅ぼして下さいます。